<1>スタニングローズ
栗東坂路で4ハロン53秒5-11秒8。回転の速いフットワークでシャープに駆け上がった。
高野師「ジョッキー(西村淳騎手)が『イルカみたい』と言っていました。馬に携わって30年以上ですが、初めて聞きました(笑い)。それぐらい弾んでいたということでしょう。すごく満足のいく追い切りでした」
<2>マスクトディーヴァ
栗東坂路4ハロン52秒9-12秒1を馬なりでマーク。軽快な脚さばきで、体の張り、毛づやなどひときわ目立つ。
辻野師「軽々登ってきました。軽く仕掛けてバランスが崩れないか確認しましたが、一切乱れなかったですね。いい状態にもってきたと実感できました。ここでG1のタイトルをとらせてあげたいです」
<3>モリアーナ
美浦ウッドで5ハロン69秒4-11秒4。外ラチ沿いを単走で、気分良さそうに駆け抜けた。
武藤師「いい動きでした。完成されて、今がてっぺんだと思っている。結果が出るぐらいの自信の仕上げ。右回りだと折り合いに苦労するが、左回りのマイルなら安心して見ていられる。こんなチャンスはない」