乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



セリ、ナズナ、ゴギョウ


ハコベラ、、ホトケノザ、スズナ


スズシロ、春の七草。




どこで覚えたかのかまでの記憶はないものの、


幼い頃、狂ったように唱えていました。



そうです、もうそんな季節なのです。



正月に食べられるおせち、雑煮。 




節分である2月3日に、


(今年は124年ぶりに2月2日のようですね)


に食べられる恵方巻き、福豆。




桃の節句である


3月3日に食べられるちらし寿司。




無病息災を祈って


1月7日に食べられる七草粥(ななくさがゆ)。




格差…………。




日本には沢山の『行事食』と呼ばれる


食べ物がありますが、




七草粥ほど影の薄いものがあるでしょうか。




いやいや、ディスっているわけでも、


馬鹿にしているわけでもないのです。




大真面目です。 



なんて言うのでしょう。


影が薄いというか、


PRが足りていないように思います。



”正月の祝膳やお酒で弱った胃腸を休める”




という意味もあると言いますが、




きっとまだ皆さんお正月気分なんですよね。




だからと言ってはアレですが、


世間の抜け切らないお正月ムードによって、




若干七草粥が掻き消されてしまっているように


思うのかと。




行事が近づくと、スーパーなんかではその


行事食にまつわる食材がこれでもかと並びますよね。




お店の外に『○○祭り!』ののぼり 



勝手にスーパー独自のお祭りまで開催しちゃって、


盛り上げているじゃないですか。




でも七草粥がそのようなVIP待遇をされているのを


私は見たことがありません。



実際、先日スーパーへ出向くと、




今か今かと7日を楽しみに待つ


七草粥の一味はおらず、



一足先にと福豆の大群たちが


陳列棚を制している始末。




もっと宣伝してあげて……!!




素敵な文化を絶やさぬよう、




今日は誰も体験したことのない、




そして今後も体験する人は恐らく現れないであろう



『七草粥パーティー』



というものに今日は挑もうと思います。


(1月7日現在)




皆さん、今からでも遅くない。


とは言えませんが、


正月疲れした身体を癒やし、


一刻も早く気持ちを切り替えていきましょう。



それでは、2021年もよろしくお願い致します!


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)